高耐久・高コスパなMicroATXマザーボード「ASUS TUF B450M-PRO GAMING」を徹底解剖

提供:ASUS JAPAN株式会社

7月7日に発売された第三世代 RyzenシリーズとX570チップセット。ハイエンド志向のユーザーに好まれるX570チップセットと第三世代 Ryzenの構成だが、PCIe4.0を使用しないユーザーやライトユーザーにはいまだにコストパフォーマンスに優れているB450マザーボードが人気だ。
今回はASUS JAPAN 株式会社より、耐久性にフォーカスしたB450マザーボード「TUF B450M-PRO GAMING」をお借りできたので紹介する。

耐久性を重視したB450 MicroATXマザーボード。そのコンポーネントをチェック

コンデンサはMIL規格に準拠した高耐久な「TUFコンデンサ」を採用している。通常の105℃コンデンサは-55℃~105℃の温度耐性だが、TUFコンデンサは-70℃~125℃と、+20%の温度耐性を誇っている。
その他、高度な信号結合技術と高性能な表面実装型コンデンサの統合によりスループットを向上し、雷や静電気からマザーボードを保護する「TUF LANGuard」など、高耐久を実現するため様々な工夫がなされている。

電源回路はRyzen 9などのハイエンドCPUにも対応できるよう設計されている。 4+2フェーズのVRMはPWMコントローラ「ASP1106GGQW(Richtek RT8877C) 」で統括され、MOSFETにはOn Semiconductor製 4C10B(ハイサイド)/4C06B(ローサイド)を採用している。1フェーズあたりに2つづつのハイサイド・ローサイドMOSFETを実装することによりRDS(on)がさらに低下している。RDS(on)は低くなるほど電力効率が向上し、発熱が少なくなる。
その他、ミリタリーグレードの「TUFチョークコイル」を採用。チョークは8つ実装されている。負荷分散をすることで、より円滑な電力供給を行うことが可能だ。

また、低価格帯とは思えない豪華なVRMヒートシンクも備える。ずっしりと重く、MOSFETやチョークと接する部分には高熱伝導サーマルパッドが貼られていた。さらに、マザーボード裏面を見ると、なんとこちら側にもヒートシンクが備わっていた。
ヒートシンク等の冷却も含めた “ 電源周りの総合性能”では、B450 MicroATXマザーボードの中では間違いなくナンバー1だ。

PCI-Express 3.0 ×16スロットは金属シールドで覆われた「Safe Slot」となっている。縦方向に通常の1.6倍、横方向に通常の1.8倍の強度を持っているため、重量のあるハイエンドグラフィックスボードを搭載しても安心だ。

デュアルM.2を備え拡張性も優秀

TUF B450M-PRO GAMINGは、B450チップセットを搭載したMicroATXマザーボードの中では抜群の拡張性をもつ。M.2が2スロット、SATAポートを6つ備えるB450 MicroATXマザーボードは極めて珍しい。
上側のM.2スロットはPCIe 3.0×4とSATAに両対応する(Athlon使用時はSATAのみ)。下側のM.2スロットはPCIe 3.0×2とSATAに対応する。

リアI/OにはPS/2ポート、DVI-D、HDMI、USB 2.0が2ポート、USB 3.0が2ポート、USB 3.2 Gen2が2ポート(うち1つはType-C)、LANポート、オーディオジャックが存在する。
HDMIは4K60Hzに対応するHDMI 2.0bのため、Ryzen APUを使用するユーザーにもおすすめできるマザーボードだ。

オーディオコーデックはRealtek ALC1200ベースの「S1200A」を採用。S1200Aは「TUFゲーミングオーディオカバー」で覆われ、ノイズ軽減が図られている。また、高品質な日本製ELNA製オーディオコンデンサを採用し、 暖かみのあるサウンドを再現する。

RGB LEDも備える。様々な発光パターンが存在し、見た目もきれいだ。 マザーボード上に接続したRGB対応LEDを備える各パーツは「Aura Sync」で同期・制御が可能だ。

BIOSをチェック

ASUS製マザーボードはUEFIに定評がある。ASUSのUEFIは他社よりもフレームレートが高く、マウスカーソルも滑らかに動く。
フォントやGUIが見やすく、日本語訳も他社と比較して誤訳が少ないため使いやすい。

EZ Mode

これはメモリXMP読み込み、ファンコントロール、Boot優先順位設定などの基本的な設定項目が1画面に集約された「EZ Mode」。初心者でも簡単に設定できる。

ファンコントロール

Q-Fan Controlでは、CPUクーラーやケースファンなどの各ファンを簡単に制御できる。初期設定のStandard、静音性重視のSilent、冷却性能重視のTurbo、全てが100%で動作するFull Speed、そして手動設定が可能なManualがある。

日本語のフォントは見やすく、誤訳も少なかった。英語が苦手な人でもしっかり設定できそうだ。
オーバークロックや電圧の設定項目もしっかり存在する
「Advanced」ではAMD CBSをはじめとする様々な高度な設定が可能だ
温度や電圧のモニタリングが可能
BIOSアップデートの際は「ASUS EZ Flash 3」を利用する

高水準でまとまった、万人におすすめできる高耐久なマザーボード

「TUF B450M-PRO GAMING」は高品質なコンポーネントでかためられており、性能面でも拡張性の面でも優れている。
M.2を2枚搭載可能なB450 MicroATXは数が少なく、さらにSATAを6ポート搭載したこのモデルは非常に貴重だ。冷却面もしっかりとしている。VRMには大きくてずっしりと重いヒートシンクを備えており、検証中もVRM温度は比較的低温に抑えられていた。
UEFIも見やすく、「EZ Mode」を使えば初心者でも簡単に各種設定が可能だ。

この「TUF B450M-PRO GAMING」のポイントを簡単にまとめた。

良いところ
・耐久性にフォーカスした設計で長期運用も安心

・大きいVRMヒートシンクがついており、VRM温度を比較的低く保つことができる

・B450 MicroATXでは唯一のデュアルM.2&SATA6ポート搭載モデル

・見やすく使いやすいUEFI

残念なところ
・LANがRealtek RTL8111H

・リアI/OのUSB Type-Aが5ポートと若干少なめ

コストパフォーマンス重視だが、耐久性や拡張性がしっかりしたものを選びたい。そういったときに全体的に高水準なコンポーネントでまとまっている「TUF B450M-PRO GAMING」はベストな選択肢となるだろう。
既にRyzen 3000シリーズ対応のBIOSにアップグレードされたものが多数出回っているため、Ryzen 5 3600などを使用した自作PCをするならぜひ第一候補に入れてほしい。

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