
製品提供: Leawo Software Co., Ltd.
当サイトで過去に「Leawo Prof. Media」のレビューをさせていただいたLeawo Software Co.,Ltdより、オメレヴ「Leawo Blu-ray Player」をレビューをさせていただける運びとなった。実際に使用してみたので、紹介・レビューをしていく。
Leawo Software社とは
中国に拠点を置いた映像に関するソフトウェアを中心に商品展開をしている企業である。幅広い地域で製品を販売しており、ユーザーは1000万人を超えるという大手のソフトウェア会社である。
今回紹介する「Leawo Blu-ray Player」はBlu-rayの再生をメインに様々なメディアを再生することができる。
Leawo Blu-ray Playerでできること
ソフト名の通り主にWindows10/8.1/8/7/XP/VistaパソコンでBlu-rayの再生を行うことができるソフトである。720P、1080P、1080iや4K(2160P)等各解像度映像の品質ロスレス再生に対応している。またBlu-rayの再生だけでなく、様々なファイルに対応している。
Blu-ray | BD-R 1.1/BD-RE 2.1, BD-R 2.0/BD-RE 3.0, BDROM 2.2, BD-J, Blu-ray disc, Blu-ray ISO File |
DVD | DVD-Video, DVD-VR, DVD+VR, DVD disc, IFO file, DVD ISO File |
フィジカル/デジタルメディア | Blu-ray Disc (unencrypted and encrypted)、DVDs、DVD-Video (PAL DVD videoを含む)、Video CDs (VCD/SVCD/XVCDを含む)、USB フラッシュドライブ、ローカルハードディスクドライブ |
コンテナフォーマット | AVI, MPEG, WMV, ASF, FLV, MKV/MKA (Matroska), QuickTime, MP4, M4A, AAC, NUT, Ogg, OGM, RealMedia RAM/RM/RV/RA/RMVB, 3gp, VIVO, PVA, NUV, NSV, NSA, FLI, FLC, DVR-MS and WTV |
CD | Video CDs (including VCD/SVCD/XVCD) |
ネットワークプロトコル | UPnP, NFS, SMB, Zeroconf |
オーディオ | .AAC, .AC3, .APE, .DTS, .FLAC, .M4A, .MID, .MKA, .MP2, .MP3, .MPA, .OGG, .TTA, .WAV, .WMA |
ビデオフォーマット | .M4V, .3G2, .3GP, .NSV, .TP, .TS, .TY, .RMVB, .IFO, .MOV, .QT, .DIVX, .XVID, .VOB, .PVA, .WMV, .ASF, .OGM, .M2V, .AVI, .AVC, .DAT, .MPG, .MPEG, .MP4, .MKV, .VIV, .DV, .FLI, .FLV, .WPL, .DVR-MS, .MTS, .M2T, .M2TS, .EVO, .OGV, .AVS, .VC1, .H264, .RCV, .WEBM, .BDMV, .WTV |
バーチャルリモコン
バーチャルリモコン機能を使用することでBlu-ray/DVDディスクの再生中にディスクメニューを選択することができる。
便利な電源管理
実用的なパワーマネージャ機能が搭載され、バッテリーの状態を監視する機能を持つ。
スキン/背景/言語をカスタマイズ
ローカルのイメージファイルを背景画像として設定、インターフェース言語をカスタマイズすることができる。
スクリーンショット
内蔵のスナップスクリーンショット機能で、再生中に好きなシーンをスクリーンショットして、JPG/PNG/BMPフォーマットとして保存でき、保存先も必要に応じて選択できる。
必要な動作環境
対応 OS | Microsoft®Windows XP、Windows Vista、Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、Windows 10 |
プロセッサー | 1 GHz 及びそれ以上のIntel/AMD プロセッサー |
RAM | 512MB RAM(1024MB及びそれ以上を推薦) |
グラフィックスカード | ATI Radeon HD 4000、Intel G45、NVIDIA GeForce 8-Series |
その他 | DirectX 9.0c、Blu-ray/DVDドライブ、インターネット接続 |
実際にBlu-rayを再生してみた

VLCなどの有名なメディアプレーヤーでは、AACS(Advanced Access Content System)と呼ばれるBDの暗号化技術(コピープロテクト規格)が使用されているものは再生できない。詳細はWikipediaを参照して欲しい。

試用版ではこのように起動する。広告などが表示されるが基本的に再生には問題がないだろう。

プレミアム版の価格は永久ライセンスが5450円、一年間で2775円となっている。
バーチャルリモートコントローラーを使用することで下に表示されるメニューを操作することができる。字幕は右画像の枠周辺に表示される。

再生/変換に関する関する設定項目だ。再生は主にビデオ関連の設定項目だがそれほど多くはない。尚、変換はプレミアム版の機能のため基本的には設定はしない。

オーディオの設定項目。出力機器によっては項目が増える。
字幕の設定項目。再生中でも簡単に設定はできるため無理にここで設定をしなくても問題はない。

デスクトップPCユーザーには不要だが、ノートパソコンユーザーは再生中に電池切れを気にすることなく視聴することができる。
総評
ソフトウェアとしての出来は良好で分かりやすいUIで操作が難しくない。迷う部分も少ないため、手軽にBlu-rayを再生したいユーザーにおすすめしたいソフトウェアだ。それだけでなく様々なコーデックに対応しているため、細かい設定などをしないのであれば、メディアプレイヤーの一つとして良い選択肢となるのではないだろうか。