皆さんはデスクでの作業時どのような椅子に座りながら作業しているだろうか。
オフィスチェア?それともゲーミングチェア?このどちらかに当てはまる人は、ほとんどがガス圧式の高さ調整機能を持つ椅子であろう。このガス圧式、簡単に高さが調整できて便利なのだが経年劣化で高さを上げても勝手に下がってくる、なんてことが起きる。そうなると買い替え時期だ。
しかし、「まだ高ささえ気にしなければ使えるから」「下がってきてもまたすぐに上げればいいから」なんて理由で買い替えを拒む人も少なからずいるのではないのだろうか。筆者もそうだ。まだこの椅子2年も使っていないのにもうガス圧が抜けたのかすぐ下がってくるようになったが、下がっては上げ、下がっては上げを繰り返し今まで使い続けてる。だがその作業もだんだん億劫になってきた。そんな時ブラウジングしていると家にあるもので簡単に補強できるやり方を見つけたので今回はそれを紹介していく。
材料と手順
今回その補強を行っていくのだがあくまでもただの延命処置に過ぎないので自己責任で行ってほしい。
材料は以下の通りだ。
- 割りばし(6本程度あれば良い)
- 長さを図るためのメジャー等
- 割りばしを切断できるような工具
- ガムテープ、ビニールテープ等の補強するために使う強力なテープ
割りばしなんかで補強できるのかと思った人もいるかもしれないがこれが意外と強い。補強部が万が一壊れてもこれなら何度でもやり直せる。
1,上げたい高さまで事前に調節しておく
最初に調節しておかないと後で補強した高さより下げることが出来なくなるのでここで高さを決めておく。筆者はいつも一番上の高さで使っていたので今回は一番上の高さのまま作業する。この時に支柱の周りについているスライドできる筒のようなものも一緒に下げておく。
2,調節したい位置を決めた後その高さを測る
割りばしを間に挟むため高さを測る。測り方は画像の通りで今回は7cmだった。
3,割りばしを測った長さだけ切り、支柱周りに挟み込む
実際切断するときは測った長さ+2,3mmくらいで見積もったほうがいいだろう。
使う箸の部分は太い上のほうを使ったほうが良い(下部分だと細いうえにバラけてしまうため作業がしづらくなる)
箸と箸の隙間をなるべく開けすぎないように。
4,箸を設置したら最後に周りをテープでぐるぐる巻きにする
可動部を巻き込まないようにテープで周りを巻いたら作業は終了だ。
材料も手に入りやすく作業も簡単なためチェアの延命にチャレンジしてみてはどうだろうか。