XPGとは2008年にADATAが新たに創設したゲーミングブランドだ。 趣味としてゲームをプレーする人、または、プロとしてゲームをプレーする人のお気に入りの選択肢になることをビジョンにしている。現在は安価ながら品質の高いM.2 SSDやゲーミングデバイスを販売をしている。

製品名 XPG INFAREX K20 RGB
キー配列 US104+オーディオコントロール+LEDコントロールボタン
サイズフルサイズ
スイッチ Kailh メカニカルスイッチ (青)
スイッチ寿命5000万回
スイッチ荷重50g
LED 11 照明モード 赤色 / オレンジ色 / 黄色 / 緑色 / 青色 / 紫色
ケーブル長1.8m
接続方法USB2.0
本体重量699g
付属品説明書

外観

このキーボードは初期状態からキーが 奥が持ち上がったデザインになっている。US配列になっているためJIS配列のような、ひらがななどの印刷はされておらず、シンプルな仕上がりになっている。さらにEnterキーやBackSpaceキーはJIS配列よりも延長されているため指が届きやすくなっている。

このキーボードではKailhの青軸を採用しているため、心地よい打鍵感と音が感じられる。今回採用されているスイッチはCherry MXとの互換性があるためCherry MX対応のキーキャップも交換可能になっている。LEDはスイッチの上部に配置されており、キーキャップを下から照らすようになっている。

特徴

LED点灯時このような発光になっており、上から 赤色 / オレンジ色 / 黄色 / 緑色 / 青色 / 紫色 となっている。LEDは発光レベルも9段階まで調整可能となっているため、自分の好みに合わせた発光レベルに設定することができる。しかしLED自体の色を変更することはできず、この色で固定されているので他の色に光らせたい場合はこのキーボードは使えない。

Fnキーと対応するキーを押すことにより動画などをコントロールする機能も備わっている。

F1前を再生
F2再生/一時停止
F3次を再生
F4再生停止
F5ミュート
F6音量を下げる
F7音量を上げる
F9キー競合の切り替え

K20では完全なアンチゴースト機能も備わっており全キー同時押しにも対応している。USBには金メッキが施されているため、表面の酸化や擦り減りにも強くなっている。ケーブルにも結び目に耐性のある強化編組設計を採用しているため断線にも比較的強くなっている。

キーボードのライティングモードは11種類存在しており、ボタンひとつで変更が可能となっている。

Windows側の設定

USキーボードとして使うにはWindows側の設定も変更する必要がある。まずは時刻と言語を選択する。

次に時刻と言語内の言語を選択し、優先する言語にある日本語のオプションを選択する。

ハードウェア キーボード レイアウトのレイアウトを変更するを選択する。

最後に日本語キーボードから英語キーボードに変更をしてPCを再起動を行うとUSキーボードが使える。再起動を行う際には作業中のデータの保存などを忘れずにする必要がある。

まとめ

良い点

  • ワンボタンで変更できるLEDのライティングモード及び発光レベル
  • 安価ながらも信頼性のあるメカニカルキーボード
  • 信頼性の高いKailhメカニカルスイッチ
  • 完全なアンチゴースト機能
  • Kailh軸を使用しているためCherry MX互換のキーキャップが使える

微妙な点

  • 変更できないLEDの配色
  • 音の大きい青軸

筆者自身は今回が初めてのUS配列のゲーミングキーボードだったが、安価ながら(レビュー当時Amazon価格 6680円)ADATAのゲーミングブランドであるXPGだったため信頼性も高くとても打ちやすいものだった。アンチゴースト機能やCherry MXとの互換があるためキーキャップの交換も可能となっている。微妙な点も少なくエントリークラスから幅広く十分に使えるものだ。心配な点は通話してる時などにスイッチの音が入らないかだ。筆者個人としては青軸好きにはかなりオススメできるものだと思った。