製品提供:FlexiSpotJP

 コロナ渦ということもあり、在宅勤務をする人も多い現在、自宅での仕事環境は仕事の質や自身の体の調子を整える上で非常に重要なものとなっている。特に在宅勤務で仕事をする人はずっとデスクでPCに向かって作業をしている人が多く、すぐには気づかなかったとしても、腰や背中をはじめとして体には大きな負担がかかっている。これは長時間座り続けていることによって、疲労や腰痛を引き起こしてしまう大きな原因となっている。そこで注目されているのがスタンディングデスクと呼ばれる立ったまま使用することができるデスクである。今回はスタンディングデスクメーカーの中でも特に有名で機能や品質に定評のあるFLEXISPOTの電動昇降デスク「EJ2 2.0」をレビューする。

開封・組み立て

 今回紹介するEJ2 2.0はデスクの足単体のみでの販売が基本であり、天板は別売りだ。天板はサイズや形状、素材を選ぶことができ、自分好みのデスクを作り上げることが可能だ。

 EJ2 2.0の足は折りたたまれた状態で梱包されている。最初から足が取り付けられている状態だが、開封する際は可動部に手や体を挟まないように注意が必要だ。

 

 床と設置する面はねじ4本で止められている。付属の六角レンチで簡単に取り付けることができるので初心者でも安心して組み立てることができるだろう。

 今回はEJ2 2.0に取り付けるための天板として同じくFLEXISPOTから販売されている天板を選択した。FLEXISPOTの電動昇降デスクは天板と別売りだが、天板自体も様々なモデルを公式オンラインショップ販売している。形状や素材も様々あり、今回選んだモデルはカーブ型天板のウッド色である。エルゴノミクスデザインで、より体にフィットし、体を天板に近づけ、肘や腕をしっかりサポートする形状となっている。

 デスクの脚と天板は合計8本のねじで固定する。天板にはあらかじめ下穴があけられておりその穴に合わせて脚をねじ止めするだけなので非常に簡単に取り付けることができる。

 机を組み立て、逆さまの状態で完成した。天板、脚共に30kgほどの重量があるので組み立て時は大人2人で組み立てることが推奨されるだろう。

完成

 それでは完成したデスクを見ていく。今回選んだ脚はFLEXISPOT EJ2 2.0、天板はカーブ型天板である。天板の色は少し赤みがかった茶色で非常に落ち着いた色である。天板は角を無くした柔らかなデザインで、肘やうでが当たっても痛くないように作られている。また天板奥 左右にはケーブルホールが設けられており壁際に設置した際もケーブルマネジメントがしやすいようにできている。FLEXISPOT公式オンラインショップではデスクアクセサリーケーブル収納のためのグッズが販売されておりFLEXISPOT製の電動昇降デスクをカスタマイズして自分好みのデスクを作り上げることも可能だ。

使用例

 それでは実際にPCを置き、テレワークを想定した使用感を見てみる。デスクのサイズは140 x 70cmで一般的に使われるデスクの中では大きな部類になる。162cmの男性が椅子に座っている状態では最低高の71.5cmで使用しており、立って使用する際には113cmまで高さを挙げた状態で使用している。FLEXISPOT EJ2 2.0は1mm単位でデスクの高さを調整することができるので自分の使いやすい高さに合わせて細かく高さを選ぶことができる。

 電動昇降機能を使うための操作パネルは静電容量タッチパネル方式を採用している。机の高さを変えるだけでなく、メモリー機能やロック機能も搭載している。
 メモリー機能は4つの高さを保存することができ、座っている状態、立っている状態の他に2つの高さを設定できると考えると十分といえるだろう。
 ロック機能は小さな子供が誤って操作をしないようにするために机の高さが変わらないようにすることができる機能だ。子供がいる環境で使用する際、電動昇降デスクは事故の原因ともなり得るので非常にありがたい機能だ。

 EJ2 2.0の可動範囲は71.5cmから121cmだ。最低高の71.5cmは一般的に販売されている机の高さと同じであり、多くの人がこの高さを退官したことがあるだろう。また、最大まで上げると121cmまで上昇し、これは身長170cmの筆者でも高いと感じるほどだ。相当高身長の人でない限りこの可動範囲で満足できることだろう。

 最後に構成例としてMacBookPro、モニター、キーボード・マウス・ヘッドホンを設置してデスクの広さや昇降時のスムーズさを確認した。デスク上にこれだけのものを置いてもスペースにはまだまだ余裕があり、仕事の際の資料等を広げても十分なスペースがあると言えるだろう。またEJ2 2.0の耐荷重は75kg(天板含め)とかなり重たいものも載せられる。さすがに上に人が立つことは難しいが一般的な用途であればまず困ることはないだろう。

総評

 テレワークが一般的な仕事のスタイルになりつつある現在、出社時に少しでも歩いていた生活から外に出ることがなく、運動する時間が全くない生活になってしまった人も少なくないだろう。FLEXISPOTの電動昇降デスクはそんな運動不足な毎日に刺激を与え、健康的な生活を送るサポートができる製品だ。初期導入コストこそは少々高めなものの、使用した際の満足度は非常に高いものとなるだろう。仕事中に腰痛や眼精疲労、体の痛みに悩まされている人は是非導入を考えてみてはいかがだろうか。FLEXISPOTの電動昇降デスクは今回紹介したEJ2 2.0以外にも多数のモデルが存在する。自分好みの仕事環境を作る一環としてまずは公式サイトで電動昇降デスクの魅力にふれてみてはいかがだろうか。

公式サイト
EJ2 2.0 商品ページ
カーブ型天板商品ページ